動画マーケター&エディターのTAKAです。
動画クリエイターとして食べていくための最短距離は何だろうか?
私が思うに、それには2つの要素が必要だ。
カギとなるのは、
「特出したスキル」と
「それを売り込むチカラ」
例え全ての制作分野に見識があったとしても、それが全て60点では稼ぎに直結させることは難しい。
しかし需要のある分野をとことんマスターし、その能力を余すことなくクライアントにアピールできたとしたら…。
貴兄は最短距離で初報酬をゲットする可能性が極めて高くなる。
今回は、この当たり前とも言える最短距離を徹底的に教え込むスクール「ChapterTwo」を熱くご紹介したい。
個人的には、このような一点突破型のスクールは大好きだ。
それは私自身、初心者が最も寄り道せずにプロの道を歩めるルート選択だと確信しているから。
この記事は、本気で一日も早く食べていけるクリエイターを目指している方へ贈りたい。
「ChapterTwo」はどんな人向けのスクールか
まず一番にお伝えしたいのが、
この「ChapterTwo」は動画制作で生計を立てるほどの収入を得ることを目的としている人向けと言うことだ。
もし貴兄が、
「月3万円~5万円ほどのお小遣いを稼げれば十分」
と考えているなら、私は他のスクールをお勧めする。
そのビジネス規模感に最適化されたスクールなら、他にいくらでもあるからだ。
その代わり、
「1本数十万円の高額案件をこなせるようになりたい」
「動画クリエイターとして独立できるような収入を得たい」
と考えているなら、このスクールは私の中でもトップクラスのお勧めスクールとなる。
この「ChapterTwo」では、目的別に2つのコースを用意している。
もちろん、それぞれ学習範囲も違うし金額も違う。
こういったケースでは、私はハイエンドコースをお勧めすることが多い。
なぜなら、ローエンドコースやミドルエンドコースでは編集作業は習得できても、
「実際に稼げるようになるか」
という点では疑問が残ることがあるからだ。
しかし「ChapterTwo」で用意されている2つのコースでは、これは当てはまらない。
習得できるスキルの範囲は違ってくるだけで、それぞれの分野において稼げるようになるということには変わりはないからだ。
そこを踏まえて、それぞれのコースがどのような人にお勧めなのかをお示ししていこう。
「ChapterTwo 動画クリエイターコース」
この「動画クリエイターコース」は、あえて言えばミドルエンドに相当する。
しかし私が思うに、こちらのコースがこのスクールのメインコースなのでは?と感じる。
なぜなら、こちらのコースでもしっかりした額を稼げるコース内容であるし、完全オンラインで受講できることからも物理的な門戸がはるかに広がるからだ。
このコースでは、
「高度なAfterEffectのスキル」と、
「企画・営業に関するノウハウ」
を集中的にマスターしていく。
冒頭でもお伝えしたが、
「特出したスキル」と、
「それを売り込むチカラ」
があれば稼げるようになるのは必然のこと。
全ての商売に共通するが、
「どこよりも良いモノ」を、
「確実に売り切る営業力」
があれば、繁盛するなと言うほうがムリだ。
ここでは、
特出したスキル = AfterEffectsのスキル
それを売り込むチカラ = 企画・営業に関するノウハウ
と言うワケだ。
まとめると、
AfterEffectの上級スキルまでマスターして、
インフォグラフィックス系の動画広告や、サービス紹介動画といった高額案件を、
企業と直接契約にて展開していきたいクリエイター
を目指す方へお勧めしたいコースだ。
「ChapterTwo 通学マスターコース」
一方、こちらの「通学マスターコース」は、総合的なクリエイターとして自立したい人向けのコースだ。
「動画クリエイターコース」との最大の違いは、文字通り「通学して対面による授業」になること。
- 企画
- 撮影
- PremiereProによる実写編集
- ディレクション
- 営業
- そしてもちろんAfterEffects
これらをトータルでまんべんなく習得できるカリキュラム設定となっている。
特に対面授業を活かした「撮影スキル」は「動画クリエイターコース」には無い、大きな魅力となっている。
撮影ができることで享受できるメリットは計り知れない。
なぜなら、AfterEffectsができること以上に撮影ができるクリエイターは少ないからだ。
ましてや撮影もできて、
インフォグラフィックアニメーションもできて、
自分で企画や営業もできる人材なんて、
映像業界を見渡してみても、ほんのひと握りだろう。
だから、このコースを修了した時点であなたの市場での存在価値は跳ね上がるだろう。
上位数パーセントの存在価値になるので、これは必然のことだ。
ただし条件は、毎週土曜日に渋谷まで通うことができること。
これが不可となれば、残念ながらこのコースは選択対象から外れてしまう。
まとめると、
対面授業ならではのメリットを存分に享受し、
上流工程から納品までのプロジェクトをこなすことができる、
映像制作のエキスパートを目指す人。
私が「通学マスターコース」をお勧めするならば、このように突き抜けた目標を持っている人ということになる。
「ChapterTwo」で不足していること
ここからは「ChapterTwo」のデメリットと言える要素を挙げていこう。
私が気になった箇所は以下の点だ。
「AfterEffects」以外の制作スキル
これは「動画クリエイターコース」での話だ。
このコースで身に付くのは、「AfterEffects」に関するスキルと「企画・営業」に関するスキル。
これらに関してはとても深い所まで学べるが、裏を返せばその他の知識の習得はあまり期待できない。
焦点は、これをデメリットと取るかどうか。
これに関する私の答えは「デメリットには全くならない」だ。
だってそうだろう。
「この2つを教えます」という呼びかけに対して、「ぜひその2つを教えてください」という人が受講するのだ。
最初から双方の目的が一致している。
これをデメリットと言ってしまっては、味噌ラーメン専門店に入って「とんこつラーメンがない」と文句を言うのと同じことになる。
それに対して、「通学マスターコース」はそれすらも心配に及ばない。
一人で全ての工程をこなし、さらに仕事を取るコツまで習得できる。
まさに、個人として独立するための全てを学べるカリキュラムと言ったところだ。
通えることが前提だが、もし「動画クリエイターコース」に不足を感じるようなら、この「通学マスターコース」を視野に入れたい。
決済方法の多様性
唯一、私がデメリットと感じたのは、決済方法に柔軟さを感じなかったことだ。
受講料は基本一括支払いで、分割払いはクレジットにて最大3分割までとなっている。
各コースの料金は後述するが、3分割にしても1回あたりの支払いは10万円を超えてくる。
一括払いはもとより例え分割払いでも、少々の蓄えのある人でないと受講を決断するのは難しいだろう。
私がこのスクールに対して感じる最も大きな不満点は、この決済条件のハードルの高さだ。
もっと広く受講生の門戸を開くべく、月々の返済額を抑えた長期分割に是非対応してほしい。
「ChapterTwo」で習得できること
「ChapterTwo」で習得できることは、とても単純だ。
ひとことで言えばこうだ、
「映像クリエイターとして稼げるスキルのみが身に付く」
言い方をかえれば、
回り道をせずに最短距離で稼げるようになるチカラがつくようになる。
その本物思考のカリキュラム内容をご紹介していこう。
「Adobe AfterEffects」のスキル
編集スキルの授業内容の核となるのが、この「AfterEffects」だ。
「Premiere」からではなくて、いきなり「AfterEffects」?
と思われた方も多いかもしれない。
答えは簡単だ。
このスクールでは単価の高額な、
- Web広告動画
- 求人動画
- サービス紹介動画
このような案件獲得を想定しての育成カリキュラムだから。
これらの動画は、主にインフォグラフィックという、オブジェクトをアニメーションさせるスタイルで制作することが多い。
そして、このインフォグラフィック動画を制作するには、「AfterEffects」が切っても切れないというワケなのだ。
インフォグラフィック映像が作れるようになると、あなたのクリエイター価値は跳ね上がる。
そう、お察しのとおり作れる人がガクンと減るからだ。
そうなれば、「Premiere pro」しか扱えない編集者が群れをなす、
「二束三文のレッドオーシャン」に飛び込む必要はない。
あなたはその初級者編集者たちを尻目に、高コスパ案件の勝ちルートを爆進していけばいいのだ。
ただしこのインフォグラフィック、
制作時間がメチャクチャかかる。
90秒ほどの完成尺でも数週間かかることはザラなので、そこは覚悟しておこう。
企画・営業スキル
このスクールの最大の特徴にして魅力はコレ。
仕事を獲ってくる
という、ある意味最も難しく、最も稼ぎに直結するスキルを徹底的に伝授してくれるのだ。
はっきり言って、ここまで懇切丁寧に営業を教えてくれるところを私は知らない。
ほとんどのスクールは「映像を作る」ことにフォーカスして、カリキュラムを構成している印象だ。
案件紹介や、就職支援といった付帯サービスを有しているスクールも中にはある。
これはこれで頼もしいことだし、それを足がかりにしたキャリア形成の大きな追い風となる。
しかし案件獲得という作業は最初の1回で終わるものではない。
それが完成し納品したら、また次の案件、さらにその次の案件と、フリーランスにとっては絶え間なく継続していく業務フローなのだ。
老子の格言で、
魚を与えず、魚の釣り方を教える
というものがある。
「魚(案件)」を与えても、それは消費してしまったら終わり。
しかし「魚の釣り方(案件の獲り方)」を教えてあげれば、その人は一生食べることに困らなくなる。
それがまさに、この「ChapterTwo」で教えていることそのものなのだ。
フリーランスクリエイター、または副業クリエイターにとって、
「ハイレベルな映像を作れること」と同じくらい「継続的に仕事を獲れること」は重要な能力となる。
むしろこれ以外に何が必要だと言うのか?
この両輪さえバッチリ噛み合えば、映像業界で食べていくことなんて何の不安もない。
「ChapterTwo」では、
- 名刺作り
- 人脈開拓術
- メール営業
- 商談の進め方
- 案件マッチングサイト攻略法
など、映像業界で仕事を獲るノウハウを徹底的に指導してくれる。
さらに、講師がクライアント役となり、実際の交渉現場を想定したロールプレイングまで実施してくれる。
これにより、経験豊富な講師によるリアルな質問がバンバン寄せられるので、独り立ちする前に十分過ぎるほど不安要素を潰しておけるのだ。
さらに、さらにだっ!
通常カリキュラム終了後に、営業のプロによる2週間のオンライン営業塾が用意されている。
それも一般的な営業手法を学ぶのではない。
クリエイターに特化した営業方法を伝授してくれるという、他に聞いたことがない特典が用意されているのだ。
もちろん講師は、その道のプロ。
営業代行事業などで100社以上を支援し、
独自の営業コミュニティでは累計200人を超える営業支援を行ってきた、
株式会社営業ハック代表「笹田裕嗣」氏による講義というのだから心強い。
最後にかまえる徹底した営業術習得カリキュラムが、卒業直後から勢いよく飛び立つためのカタパルトとなってくれるのだ。
だから私は声を大にしてお伝えしたい。
卒業後も安心して稼いでいけるクリエイターを目指すなら、まずは「ChapterTwo」が近道だ。
ここで最速で稼げるようになって、もし他に身に付けたいスキルがあるのなら、それからゆっくりと稼ぎながら学んでいけばいい。
と私はこう思う。
「ChapterTwo」の特徴
さあ、ここからは「ChapterTwo」独自のカリキュラムについて、私なりの意見も交えながらお伝えしよう。
毎週1回ZOOMでのグループ授業
毎週1回、全12回に渡ってかいさいされるZOOMでのグループ授業では、リアルタイムで講師からフィードバックを受けることができる。
この授業形式の良い点は、他の受講生と一緒に受講するということだ。
一瞬、
「えっ、めんどくさっ!」
一匹狼派のあなたは、そう感じたかもしれない。
マンツーマン授業と違い、何人かの受講生と画面を共有するのは、確かにわずらわしい一面もあるだろう。
ではなぜ私がこれをメリットとして挙げるのか。
それは他の人の意見や疑問点を知ることができるからだ。
独立後は基本ひとりでやっていく。
するとどうしてもアイデアが偏ってしまい、作品がマンネリ化してしまうことが多い。
新しいインスピレーションを得るためには、他の人の意見を聞くのが一番だ。
だから滅多にあることのないこの機会を、十分に活かしてほしいと思う。
孤独な作業は、独立後からでも十分に堪能できる。
せめてそれまでは、こういったチャンスに貪欲的に触れておいて欲しいのだ。
営業活動に講師が同席
サポート期間内であれば、受講生の営業や商談に講師がオンラインで同席してくれる。
こちらは計3回までのサービスになるが、それだけあれば十分だろう。
思えば私も最初だけは上司が同席してくれたが、次からは一人での対応だった。
なのでそんなに構えることはないが、このサービスが有るのと無いのでは大違い。
他のスクールではあまり聞いたことのないこの特典を、積極的に活用しよう。
たいてい1回~2回サポートしてもらえれば、
「あっ、こんな感じね」
とコツが掴めるはずだ。
講座は全て「永久」に視聴可能
講座に関する動画コンテンツは、このスクールが存続する限り半永久的に視聴が可能だ。
ここまでなら他のスクールでも実施していることが多いので、それほど珍しいサービスではない。
しかし「ChapterTwo」が面白いのは、営業に関する講座まで永久に視聴できること。
これにより、数か月後、数年後に初案件獲得となった場合に、直前に見直して不安要素を吹き飛ばすことができる。
卒業後も実戦に沿ったメリットを享受できるのも、このスクールのユニークな長所と言っていい。
プロ講師にチャットで質問や相談ができる
在学中なら、講師にチャットで質問や相談ができる。
このようなサービスはどこのスクールでもやっていることなので、特にどうと言うことはない。
サポート期間は、初回講座から180日間となっている。
「ChapterTwo」の料金設定
最後に「ChapterTwo」の料金設定をご紹介しよう。
2つのコース、それぞれの金額は下記のとおり。
動画クリエイターコースの料金
金額:35万円(税込)
講座回数:全12回(12週間)
サポート期間:初回講座から180日間
このスクールのメイン講座といえる「動画クリエイターコース」。
在宅中心での活動を希望されるのであれば、このコースが最適だ。
35万円という価格設定を、高いと思うか安いと思うかは人それぞれだろう。
個人的な意見としては妥当な金額だ。
なぜなら、そこそこのインフォグラフィック案件を1本受注すれば、この受講料はPayできてしまうからだ。
安い案件なら十数万円。
高額案件なら、1本でも50万円~60万円は見込める。
ヘタな専門学校を数百万かけて通うくらいなら、よっぽど実戦向きではないだろうか。
通学マスターコースの料金
金額:44万円(税込)
講座回数:全16回(約4ヵ月間)
サポート期間:6ヵ月
動画クリエイターコースと比べても、思ったより高額でない印象だ。
渋谷まで週一で通うことができて、撮影から学びたいガチ勢には「通学マスターコース」を強くおススメする。
その理由は、私のリアル体験による。
私は最初、編集オンリーの人間だった。
しかし段々と自分の可能性の限界が見えてくると供に、
「近い将来コモディティ化してしまうのでは?」
という不安が大きくなっていった。
そこで上司に撮影を手掛けたいと懇願し、猛勉強の末に一通りのスキルをマスターすることができた。
すると会社内での価値が爆上がりし、任される業務の範囲に比例して待遇も右肩上がりになったのだ。
それだけではない。
もし今後、何かしらの理由で会社との雇用関係が途切れたとしても、フリーとして生き残る可能性は撮影スキルの有無で大きく変わってくる。
そうした自分自身のリスクヘッジという意味でも、ワンオペで仕事ができる強みは絶大なのだ。
まとめ
今回は、初心者が高額案件を獲得するための最短ルートのひとつとして「ChapterTwo」という選択肢をご紹介してきた。
若い人なら大学や専門学校に通って、じっくり学ぶこともできるだろう。
しかしあなたが既に社会人なら、それはとても現実的ではない。
自身や家族の生活費を稼ぎながら、動画編集をイチから覚えて案件受注まで持っていく。
この生易しくない青写真を現実化するには、無駄な時間、無駄な知識、無駄なお金、これらを費やしている場合ではない。
大きく稼げるスキルを、最短ルートで教えてくれるスクールは決して多くない。
さあ、1年後の自分に今日の決断を褒めてもらおう。