動画マーケター&エディターのTAKAです。
ひと通りの編集スキルは身に付けたものの、イマイチ稼げていなくてお悩みの貴兄に朗報だ。
- 低単価の案件ばかりのワークに疲弊している
- 目指すべきクリエイター像があるのに何を学習してよいかわからない
- 自分の作品を見返してみても何かパッとしないと感じる
ひとつでも思い当たる節のある方は多いはずだ。
実は、副業で動画編集を始めてみたは良いものの、思い描いていたほどの収入を得られていない人が大多数なのが現状だ。
そしてそれには、あるひとつの大きな要因がある。
今回はその要因の解決策として、ひとつの動画スクールを紹介させていただこう。
今回ご紹介する動画スクールは「プロクリ」というサービスだ。
辛口の私がおススメするくらいなので、ユニークで魅力的な特徴を備えているのは言うまでもない。
お小遣い程度ではなく、しっかりした収入を動画編集で得たいと思っている方は、ぜひこの記事をご一読いただければ幸いだ。
「プロクリ」はどんな人向けのスクールか
私が「プロクリ」を最もお勧めする人物像は、実際に生計を立てられるくらいに案件単価を上げたい人だ。
そして同時に、動画デザインのセンスを飛躍的に向上したい人にも適している。
特にエンタメ系の映像では、地味でセンスの悪い作品は話にならない。
リズム良く、次から次へと見栄えのする表現をつなげる編集力と構成力が必須となってくる。
そして今や、こういった「見せる」映像はエンタメ系に限らず全てのジャンルで求められている。
こういった背景から、昨今ではデザインに欠陥のある映像制作者は満足な仕事をもらうことは困難になっている現状だ。
その点この「プロクリ」は、「動画編集ができるようになりたい」人向けではなく、
「動画編集で食べていけるクリエイターになりたい」
人向けのスクールと言える。
なぜなら私が感じるにこのスクールは、他のスクールとは一線を画す要素が多いから。
ポンコツスクールにありがちな、
「はい、ひと通り教えました。後は各自で頑張ってくださいね。」
的な空気が見当たらないのだ。
次からは、その超実践向きとも言えるユニークな特徴を紹介していこう。
「プロクリ」で不足していること
おっとその前に、私の記事では恒例になっているデメリットの紹介を先にさせていただこう。
私は業者の回し者ではない。
貴兄と同じ、クリエイター側の人間だ。
そしてこのブログは映像クリエイターへの転身をサポートするメディアであるからして、ステマ的な記事を書くつもりは毛頭ない。
だから数多の長所を語る前に、しっかりデメリットの部分も貴兄にお伝えしていく。
現場を知る人間の意見として、以下の点についてはこのスクールでは期待してはいけない。
撮影スキル
この「プロクリ」では撮影に関する指導は一切ない。
よって、「現場に飛び出てクライアントや演者の方と接しながらプロジェクトを遂行したい」と思っているクリエイターにはお勧めしない。
「いや、別に俺は在宅で仕事ができる編集の作業だけ出来るようになればいい」
と思っている方がいたら、ちょっと待ってほしい。
もちろん「餅は餅屋」という言葉にあるように、撮影に関する範囲はその筋の専門家に任せることは正しい判断だ。
しかし「やらない」と「知らない」とでは大きな違いだ。
撮影を知っている編集者がなぜ有利なのか、ここではほんの一例を挙げてみよう。
- 撮影者が「何故このカットを撮ったのか」の意味が理解できる
- 撮影現場を知っているので「何故このカットが獲れなかったのか」を理解できる
- すでに完成のイメージが出来ているので、事前に撮影者に撮ってほしい映像を伝えることができる
細かいことまで言えばどんどん出てくるが、ざっと思いついただけでもこれだけのメリットがある。
なので、もし貴兄がここまで高い意識でこの世界に飛び込むのなら、また別の選択肢があるかもしれない。
Illustratorなど幅広い制作ソフトのスキル
「プロクリ」では主に、
- Premiere Pro
- After Effects
- Photoshop
この3つの習得がメインになる。
なので貴兄が、「Illustratorでイラストを学んでみたい」と思っていたり、「DaVinci Resolveでカラーグレーディングを習得してみたい」と思っているなら、意にそぐわないだろう。
その代わり、最短で大きく稼げるツールを「狭く深く」学びたいなら、この3つのツールを習得するだけで十分だ。
「プロクリ」で習得できること
このスクールで身に付くスキルの紹介の前に、ひとつ大事なことをお伝えしようと思う。
それはプロクリが「個別のコーチング形式」での指導スタイルをとっているということ。
コーチングとは何か?
学習塾などで聞くワードなので、受験生のお子さんをお持ちの方ならピンと来るかもしれない。
一般の学習塾は、塾側が決めたカリキュラムに対して受講生は一律で指導を受けるというもの。
映像配信の授業もこれに含まれる。
対してコーチング形式の指導とは、その子ひとりひとりに合わせた内容にカスタマイズしてカリキュラムが組まれる。
先生側が用意した教材を進めていく
⇂
つまずいたポイントを受講生が先生に質問する
⇂
都度先生がアドバイスする
このような流れで授業が進んでいく。
もちろんスクールによって詳細は異なるだろうが、私の長男が通っていたコーチング形式の学習塾はこのようなスタイルだった。
そしてまさに「プロクリ」がこのスタイルだ。
初回メンタリングで受講生のレベルを講師が見極め、そのレベル感を赤裸々に受講生に伝えることから始まる。
そしてその受講生が、将来どのようなクリエイターを目指すべきかを一緒に目標立てしていくのだ。
それが決まって、はじめてオーダーメイドのカリキュラムを組んでいくスタイルだ。
貴兄にも経験があると思うが、他人の足らない部分を指摘したり指摘されたりするのは、なかなか精神的にハードルが高い。
社会人になってからでは、なおのことだ。
しかしそれを避けることなく始めにもってくるあたり、「プロクリ」のガチ度がうかがえるというもの。
そしてそこから個人個人にカスタマイズした指導内容を決定するのだから、
- 目指すべき将来像に必要な知識が何なのかを理解できる
- 必要な知識に関しては深く深く指導を受けられる
- 自分には必要性の低い知識は学ばないので最速で成長できる
このように、とんでもなく学習コスパの高いカリキュラムと言えるのだ。
他の多くのスクールはこれとは違い、万人が同じカリキュラムで進行する。
講義内容の映像視聴が中心のスタイルもこれに当てはまる。
もちろん質問は個別に対応してくれるだろうが、
「その人に本当に必要なスキルのみを指導しているか」
と言えば、微妙と言わざるを得ない。
これを、先ほどと同様に学習塾で例えてみよう。
- 膨大なデータを元に開発された、独自のカリキュラムに沿って学んでいく全国規模の学習塾
- 宣伝できるほどの実績はないが、その子に合わせたレベルや内容で痒い所に手が届く個人経営の学習塾
どちらがマッチするかは、その子次第だ。
ゆえに両方が正解と言えるので、ここでは優劣をつけることはない。
ただひとつ私が現場にいて思うのは、そんなに幅広い知識などなくてもやっていけるということ。
むしろ「この分野には自信がある」といった、一点突破型のクリエイターは切れることなくクライアントが付きやすいという事実がある。
少し話が逸れたが、これから紹介する身に付くスキルの数々は、この「コーチング形式」の指導スタイルによるものということをご理解いただければと思う。
動画デザインスキル
「プロクリ」一番のウリなのが、このデザインに関するノウハウだ。
誤解を恐れずに言わせてもらおう。
「カネになる動画になるかどうかはデザイン次第」だ。
これは現場を経験していて痛切に感じることである。
クライアントというものは、パッと見の良し悪しでクリエイターの技量を判断する傾向がある。
当然それ以外にも、動画にひそむメッセージ性だったり、マーケティング的な訴求ポイントを含んでいるかなど、作品に対する評価は多々ある。
しかしそれらは、デザインが優れているということが大前提の上で成り立っているのだ。
だからいかに内容に優れている映像でも、デザインがショボい作品では選考対象にすら上がらずに埋もれていくのが、今の映像業界の実情なのだ。
「じゃあ、デザインをさっさと学んでしまえばいいじゃないか」
こう思った方も多いだろうが、話はそう単純ではない。
デザインというものは、とてもバリエーションが豊富かつ流動的だ。
3ヵ月までは斬新だったデザインが、今はコモディティ化することはよくある。
そしてひとくちにデザインと言っても、ポスターやサムネイルのような静止画としてのデザインと、動画のような動きのあるデザインでは異なる部分も多い。
動画では、チラシ類では気にしなくてよい「セーフエリア」による視認性も頭に入れる必要がある。
そして動画ならではの要素である、「BGM選定」もデザインのひとつと言えよう。
このように、動画では「デザイン」と呼べる守備範囲はとても広い。
だから動画のデザインを学ぶのは大変むずかしい。
それゆえカネになるのだ。
習得が難しければ、希少性が高くなる。
希少性が高いものは価値も高くなる。
高単価になって当然なのだ。
YouTube動画ノウハウ
現在において、最も手っ取り早く稼げる案件はYouTubeだろう。
クラウドソーシングサービスの募集を見渡しても、圧倒的にYouTubeの編集代行が多い。
だからみんながこぞってYouTubeの案件に飛び付く。
そうするとどうなるか?
当然価格競争が起こる。
どう見ても編集作業に2時間はかかる仕事が、500円で募集がかかっていたりする。
そしてそれに数人の応募があったりする。
見ているだけでもらい泣きしてしまうほど悲惨な状況だが、これが現実だ。
単に「編集作業だけできます」程度の技量では、この凄まじいレッドオーシャンへ飛び込む他に道はない。
これがイヤならどうするか?
ここで「プロクリ」の価値が発揮される。
「プロクリ」の運営元はYouTubeやTikTokの運営代行会社でもある。
要するにYouTube動画制作のプロ集団だ。
プロクリを受講するだけで、そんな講師陣からYouTube動画制作のノウハウの学ぶことができるのだ。
そうなれば、先ほどの動画デザインの指導とあいまって、貴兄の代行編集の腕前はそんじょそこらの駆け出しクリエイターの20歩先まで行っていることだろう。
テレビ風動画ノウハウ
これは別に、貴兄がテレビ番組の制作会社へ勤めるということではない。
YouTubeでもTikTokでも、エンタメ系動画ではテレビ風の演出をしている配信者が多い。
ということは、それだけ編集代行の需要があるということだ。
ただこのテレビ風のコンテンツは、実際制作してみるとけっこう難しい。
独自のエフェクト方法や、カットのタイミングがあるからだ。
このコツを学ぶだけで、受注できる案件の幅がグッと広がることは間違いない。
動画広告・漫画広告
クラウドソーシングサービスで高単価案件と言えば、この動画広告や漫画広告だ。
相場は1本あたり¥15,000~¥50,000といったところ。
しかしそれに伴って、制作スキルや制作時間は相応に必要となる。
それゆえ、初級者や中級者は手を出しずらいジャンルといえる。
それに輪をかけて、これらの広告案件では「未経験者は不可」という記載がほとんどだ。
であれば「プロクリ」でノウハウやスキルを学んで、最初からガツンとアドバンテージをゲットしてしまおう。
みんなが低単価案件に群がるのを横目に、貴兄は稼ぎのコスパを最大限に上げていってほしい。
そしてその特性上、一度契約に至れば継続で案件を依頼される可能性が高い。
この手の編集が嫌いでなければ、毎月新規案件の獲得に頭を悩ませる不安は激減するだろう。
ディレクションスキル
私は当初、この「プロクリ」は編集作業だけを教えるスクールと勘違いしていた。
たしかに編集のスペシャリストになっても満足のいく収入は得れるだろう。
しかしそれだけではレバレッジが効かない。
なぜなら自分が作業した分だけしか、報酬が入ってこないからだ。
もっと多額の報酬を手に入れるためには、ディレクションスキルが必要になる。
クライアントから受けた仕事を、自ら募集したワーカーに下請けに出すのだ。
その管理作業をディレクションという。
私も制作会社にてディレクションを担当することも多いが、これは編集作業だけやっていたのでは上手く運行するのは難しい。
編集ワーカーとは全く別の考え方が必要になるからだ。
そして、ここで初めて「依頼する側の気持ち」が身に染みて理解できる。
するとこれまでの編集作業も、より顧客に寄り添った品質へと自然と昇華できるようになるのだ。
このディレクションができるようになると、収入は加速度的に増加する。
下請け編集ワーカーを複数管理することができれば、複数本の案件を同時進行することが出来るからというのは言うまでもない。
案件獲得保証
「プロクリ」では案件獲得も確実に保証してくれる。
こんなに心強いことはない。
最初の案件を獲得するまでのハードルが高いことは、他の記事でもお伝えしている通りだ。
さらに「プロクリ」では、受講生のコースのレベルに合わせた最適案件を当てがってくれる。
これで卒業後のスタート時の心配をすることなく、学習に打ち込めるはずだ。
「プロクリ」が提供する3つのコース
「プロクリ」では3つのコースを用意している。
これは現在の受講生のレベル別という意味ではなく、「どのくらいの月収を得たいか」という将来像をベースに選択していく。
ライトプラン≪15,000円~/月≫
まずはライトプランから。
- 「動画編集講座」
- 「デザインクリエイティブ講座」
- 「AfterEffects講座」
の中から、ひとつを選択する。
「Premiere Pro」と「Photoshop」を中心に、魅せる演出方法を学んでいく。
受講期間3ヵ月、副業で月収10万円までを目標としたプランだが、個人的には少し物足りない内容という印象だ。
スタンダードプラン≪25,000円~/月≫
ここから先のプランなら、実際にまとまった副収入を得る目的の方にも自信を持っておススメしたい内容だ。
受講期間は4ヵ月が目安となる。
- 「動画編集講座」
- 「デザインクリエイティブ講座」
- 「AfterEffects講座」
この中から2つを選択することができて、AEを使ったデザイン性の高い作品の制作方法をレクチャーしてもらえる。
AEが使えるのと使えないのとでは、案件単価に大きな違いが出る。
なので個人的には、「デザインクリエイティブ講座」と「AfterEffects講座」の2講座の選択をお勧めしたい。
プロプラン≪35,000円~/月≫
もし、受講において経済的な問題がなければこのプロプランを強く推奨したい。
なぜなら、内容の充実度から言って受講料の元が取れる日が来るのも遠くないと思えるからだ。
- 「動画編集講座」
- 「デザインクリエイティブ講座」
- 「AfterEffects講座」
この3つを全て選択できることに加えて、独立に必要な基礎知識までレクチャーを受けられる。
受講期間は6ヵ月と少々長くなるが、それだけ内容も濃厚になるので深い知識まで習得できるというものだろう。
映像制作に限ったことではないが、特にクリエイティブ分野では学習することより実際に作ることのほうがはるかに時間がかかる。
だから短期間で中途半端なポートフォリオを作って独り立ちするよりも、じっくりと講師からあらゆるノウハウを聞き出して、実戦で役に立つ武器を携えてから案件獲得へと移ってほしいと思っている。
なぜなら「報酬の総額」という意味で、それが一番の近道になることを経験上知っているからだ。
まとめ
ここまで「プロクリ」の動画スクールとしての実態を、業者目線で解説させていただいた。
はっきり言ってこの「プロクリ」は、編集者に特化するならばかなりお勧めできる内容である。
都合よく本人主義のカリキュラムにありがちな、スクールとして無責任な要素が見当たらないからだ。
「受講者のスケジュールに合わせていつでも視聴可能!」
このようなカリキュラムは一見進めやすそうに思えて、実は挫折する人も多い。
理由は簡単だ。
人は自由を与えられると怠けるから。
(私だけか?)
かと言って「プロクリ」が自由が利かない訳ではないが、受講者に寄り添って細部まで考えてくれる講師との二人三脚は、言われぬ安心感と可能性に満ちている。
「編集1本で食っていく」
と腹をくくっているクリエイター志願者は、一度無料相談を受けてみてはいかがだろうか。
貴兄の貴重な時間を、決して無駄にさせない期待感がこのスクールにはある。