動画マーケター&エディターのTAKAです。
昨今の動画ブームの流れの影響か、近年は動画制作を学べるスクールも増えてきた。
しかし、そこには即戦力のプロとして活動できるまでスキルアップできるスクールもあれば、趣味程度の見識しか得られないスクールも存在する。
この「TAKA流儀」は収入を得る目的で動画制作を推しているメディアだ。
当然のごとく、それに見合うだけの内容が伴わなければ、貴兄に自信を持って勧めることはできない。
そんな中、プロの現場で活動している私から見ても大変興味深いスクールを見つけた。
今回紹介させていただくスクールの名は「studio US(スタジオ アス)」。
「動画で稼ぐ!」を絵空事で終わらせたくないクリエイター志願者にとって、最短ルートのひとつとなる予感がしている。
数多の動画スクール紹介記事を読んで「ちょっとステマっぽいな」と感じた方は、私の記事にしばしお付き合いいただけると幸いだ。
「studio US」はどのような人向けのスクールか
まず初めに、この「studio US」がどのような人向けのスクールかをご説明しよう。
それは「動画編集のスペシャリスト」を目指している方へ最もお勧めしたいスクールだ。
「いや、動画のスクールだから当たり前だろう」
と思った人も多いだろう。
しかし各スクールには特徴というか専門分野がある。
例えば、撮影だけを教えるスクール。
編集だけを教えるスクール。
デザインを重視して教えるスクール。
それら全てを総合的に学べるスクール。
などなど…。
そういった意味では、「studio US」は編集作業周辺のフローに力を入れている感が伝わってくる。
が、それだけでは無い。
詳しくは後述するが、実践で必要となる知識を広範囲で習得できるところが、この「studio US」の最大の強みと感じているのだ。
それプラス、完全オンラインでの受講スタイルも大きな武器のひとつだ。
リアル授業ともなれば、社会人であれば勤務後にスクールに通うことは大きな負担になる。
教室の所在地から遠く離れた環境の方なら、そもそも通うことすら不可能だ。
なのでまとめると、この「studio US」を私がプッシュしたい人は、
オンラインで実践的な映像編集周辺のスキルを学びたい人
ということになる。
「studio US」では何が不足しているのか
普通はスクールの良いところから紹介していくのだが、私の場合はデメリットからお伝えさせていただきたい。
私らしいと言えば私らしいのだが、これにはれっきとした理由がある。
それは、どんなに長所が盛りだくさんのスクールでも、たった1箇所容認できないポイントがあるだけで選考対象から外れるからだ。
もし読者の方にそのようなことが発生してしまっては、そこまで読み進めていただいた方の大事な時間を無駄にすることになる。
だからのデメリット先行型なのだ。
講釈はこのくらいにしておいて、本題に入ろう。
「studio US」で不足しているものは何か?
あえて言えば以下の3点だろう。
撮影スキルが身につかない
これは先ほども少し触れたが、「studio US」は編集フロー周辺のスキルに重点を置いている感がある。
その理由として、撮影関連の講義がないからだ。
もし貴兄が撮影を含めた現場でのノウハウ習得を求めているならば、この「studio US」はミスマッチといえる。
映像制作の上流フローからトータルで学びたい場合は、他のスクールでいくつか心当たりがある。
しかし、総じて高額な授業料ということは覚えておいていただきたい。
逆に言えば「自分には撮影のノウハウは必要ない」という方にとっては、これはデメリットに当てはまらないだろう。
対面での講義が受けられない
「studio US」は完全なオンライン授業の形式だ。
よって対面によって講師からレクチャーを受けることはできない。
人によっては、
「オンライン映像ではなくリアル講義がいい」
と思う方もいると思う。
確かに学校の授業や塾の授業のように、直接的な講義によるメリットは大きい。
リアルタイムで質問できたり、人間味を感じられる授業形態はどことなく安心感もある。
ただ、この「オンライン講義」をデメリットと言い切れるかというと微妙だ。
例えば、
- 教室までの往復の時間や交通費がかかる
- 講義の時間に自分のスケジュールを合わせる必要がある
- 自分のペースで講座を進行させることが難しい
- 地方に住んでいるため通うことは不可能だ
などなど、リアル講義では「不便」と感じてしまう要素も少なくないからだ。
「どうしても対面講義が希望」
という場合を除いて、私はほとんど問題にならないと思っている。
PCやAdobeのツールなどは自前で用意する
オンラインでの講義のため、当然授業で使うパソコンは自分で用意する必要がある。
それに伴って、編集作業で使用するツール群「Adobe cc」も同様だ。
もしこれがリアル講義であれば、教室にパソコンや編集ソフトは用意されているかもしれない。
なので授業中に限り、それらを自ら用意する必要はないとも言える。
が、すでに賢明な貴兄には伝わっているはずだ。
スクールの卒業後は、すぐに実際の仕事が始まる。
実戦という大海原へ出ていくわけだ。
そのような「プロフェッショナル」を目指す受講生が、その商売道具を用意していないなんて、お話にもならない。
なのでこの項目はデメリットに成りようが無いが「強いて言えば」ということで挙げさせていただいた。
「studio US」では何が習得できるのか
先ほど挙げた不足部分がデメリットとして感じなければ、このまま読み進めていただきたい。
なぜなら、それらを帳消しにして余りあるほどの充実した内容だからだ。
細かいセールスポイントは他にもたくさんあるが、現場にいる私が「これはリアルに有利」と感じた4つの厳選ポイントのみお伝えしていこう。
映像制作に関わるAdobeツールが広く学べる
これは最上位コースの「動画クリエイター総合コース」においての話。
一般のスクールでは、
- Premiere Pro
- After Effects
この2つのツールを学ぶことが多い。
しかし「studio US」ではこれに加えて、
- Illustrator
- Photoshop
といった、静止画素材の制作ツールまでを学ぶことができる。
これは地味にありがたい。
例えばYouTube動画の案件を受注したときに、サムネイル作成までセットで依頼されることが多い。
サムネイルの作成には「Illustrator」や「Photoshop」といった画像制作ツールが不可欠だ。
ここで間違っても「サムネイルは他のワーカーに依頼してください」なんて言おうものなら、金輪際あなたに依頼は来ないだろう。
その他のケースとして、「After Effects」でちょっとしたアニメーションを制作する場合を挙げてみよう。
そこで使用するイラストの素材データは、「Illustrator」で作られていることが多い。
そのデータを読み込んだり、一部修正が必要になったりと、映像制作ソフト以外のツールを扱うことも珍しくない。
そこで「Illustratorは使えません」では、「映像制作はできません」と言っているようなものなのだ。
このように、昨今のクライアントワークにおいて「映像だけできる」人材では通用しないことが分かる。
冒頭で「映像編集周辺のスキルが学べる」と表現したのは、これがひとつの理由だ。
企画や営業のスキルが習得できる
こちらも最上位コースの「動画クリエイター総合コース」のみのサービスとなる。
「映像編集周辺のスキル」という意味では、企画力や営業力という懐刀の破壊力は大きい。
なぜなら今の若い世代を中心に、
「編集の上手いクリエイター」は掃いて捨てるほどいる
からだ。
案件にもよるが、クライアントは単に「キレイでオシャレな映像」を求めているのではない。
結果の出る映像を求めているのだ。
結果が出る映像とは、それを見た人が
- 問い合わせをする
- 申し込みをする
- 購買をする
というアクションにつながる映像のこと。
それには、目標とするターゲットをしっかりと絞り込める企画力、
そして、なるべく多くの人に見てもらうための営業力が必要になってくるのだ。
だからここまでフォローしてくれる「studio US」の運営陣は、とても良く現場を理解していると言った印象だ。
ポートフォリオが短期間で構築できる
駆け出しクリエイターの気持ちをとても良く理解していることとして、ポートフォリオの作成補助を挙げたい。
おそらくオリジナルのテンプレートがあるのだろうと推測するが、それによると七面倒くさいこの作業をたった1日で作ることができるらしい。
はっきり言って、映像制作案件が獲れるかどうかはポートフォリオのクオリティ次第である。
これがチープなものならば、なかなかお声は掛からない。
たとえ依頼がきたとしても、1本1,000円とか小学生並みの時給で働かされることが関の山だろう。
それならばと、気合の入ったポートフォリオを構築するとしよう。
しかし初心者であれば、この作業に2ヵ月~3ヵ月掛かったとしても不思議ではない。
そのくらいポートフォリオ構築というのはマッチョな作業なのだ。
これをたった1日でっ!?
たとえテンプレートをベースにしたとしても、そこから少々の修正を加えるだけで立派なオリジナルポートフォリオの完成だ。
このチート技は、プロの私からしても喉から手が出るほど魅力的な特典なのである。
卒業後に大量の企業案件の用意がある
極めつけはココ。
フリーランスとして最も難しいところのひとつに、初案件の獲得というステップがある。
いわゆる「ゼロ→イチ」であるが、何の実績もない駆け出しクリエイターにまともな仕事が転がり込んでくるほど、世の中は甘くない。
しかし、この難関フェーズをスクール側がサポートしてくれるというのだ。
これにより、
卒業(ポートフォリオは作成済み)
⇩
スクールから案件紹介
⇩
それが実績となり
⇩
また案件獲得
⇩
さらにそれが実績となり
⇩
どんどん条件の良い案件にステップアップ
このような黄金サイクルも夢ではない。
一度勢いがついてしまえば、後は雪だるま式に加速していく。
その将来像がおぼろげならが見えるスクールを選択するということは、貴兄の想像をはるかに上回るアドバンテージが手に入ると言っていい。
「studio US」のコース内容
「studio US」には目指すゴールによって3つのコースが用意されている。
それぞれのコースについて、私の個人的な意見をお伝えしていきたい。
動画編集コース 《55,000円(税込)》
スクール中、最もシンプルなこのコースでは「Premiere Pro」と「After Effects」の基礎を学んで、YouTubeなどの編集方法を学ぶという内容だ。
動画編集をイチから学んで、とりあえず何か作品を作ってみたいという人向けのコースと言える。
だが個人的には、このコースをお勧めすることはまずない。
いくらYouTube編集の実践があるとは言え、2つのツールの基礎だけの習得で55,000円は、ちと高い。
ツールの習得であれば、他に安価でコスパの良い教材はたくさんあるのでそれらで十分だ。
このコースで「studio US」の本当の価値を実感するのは難しいだろう。
動画クリエイターコース 《99,000円(税込)》
ミドルエンドに相当するこのコースは、「動画編集コース」に以下の項目が追加になる。
- ディレクション
- セールス
- Cinema 4D
先ほどのコース内容に追加して、プロジェクトの管理や進行を学べる「ディレクション」。
そして作品をどうプロデュースしていくかという「セールス」が学べる。
この2つが加わることで、だいぶ実践感が増した感じだ。
しかし正直に言って、まだまだ中途半端な印象は否めない。
「仕事として映像制作に取り組む」という観点から言えば、カバーしている範囲が狭すぎるのだ。
初心者がこのコースを卒業したとしても、クライアントの要望に応える対応力まで身に付けるのは難しいだろう。
ちなみに「Cinema 4D」は習得難易度も高く、高額で専門性の高いソフトなので、初心者が短期のスクールでどうにかなるような代物ではない。
こちらのカリキュラムは、参考程度と見るべきだろう。
まとめるならば、一人で全てのオペレーションをこなすまでには行かないが、ワーカーとしての技量は習得できるといった印象だ。
牽引してくれる先輩スタッフやベテランディレクターがいる環境下で、「イチ編集者」として活動していこうとする方にお勧めしたいコースと言えよう。
動画クリエイター総合コース 《220,000円(税込)》
真打となる最上位コース。
私が入校するならこのコース一択だ。
むしろ、
「このコースだけに絞ってもいいのに」
と思うほどだ。
なぜなら、先ほど紹介したこのスクールのメリットが全て包括されているからに他ならない。
そしてそれらは、内容を見る限り「より実践的で」「より無駄のない」、
まさに痒い所に手が届くカリキュラムとなっている。
このコースだけの特典として、
- 「Illustrator」「Photoshop」の基本操作
- プロが作るCM映像の作り方実践講座
- 仕事の案件獲得方法講座
- 制作の流れ講座
- ライブレッスン講座
このようなスペシャルカリキュラムが用意されている。
映像制作会社にでも就職しなければ教えてもらえないようなノウハウを、体系立てて教えてもらえるのだ。
正直に言って、業界内の人間からすると、
「この内容でこの金額はちょっと安すぎるのでは…」
と思うほど。
と、個人的な嫉妬はともかく、これから映像クリエイターの第一歩を踏み出そうとしている貴兄には、間違いなく一番のお勧めコースとなる。
まとめ
ここまで動画スクール「studio US」の内容を、業界者目線で斬らせていただいた。
動画制作の世界に限ったことではないが、学習スクールにしても学習教材にしても玉石混交だ。
その中でもこの「studio US」は、数少ない優良校のひとつと言えよう。
もちろん、相談は無料で対応してくれる。
ライバル達に後れを取らないためにも、今すぐ下の詳細ページから全貌を確認していただきたい。
迷っている時間がもったいない。
迷っている時間がもったいない。
さっさとこの「動画クリエイター総合コース」を卒業して、1日も早くこちら側で一緒に活躍できることを楽しみにしている。