動画マーケター&エディターのTAKAです。
あなたは今の仕事に誇りを持って取り組めているだろうか?
この問いに、即座に「YES」と答えることができるなら、この記事を読んでいただく必要はないかもしれない。
しかし、そのような恵まれた環境の人はあまりにも少ないと思われる。
その「誇りを持てない」という感情を、仕事に対するリスペクトを感じることができないと置き換えて、ここでは「うんざりしている」という表現で進めてみたいと思う。
この記事では、あなたが今の仕事にうんざりしている根本的な原因を考え、その打開策を私なりに提案させていただければと思う。
宜しければ、ぜひお付き合いいただきたい。
何にうんざりしているのか?
あなたは、いったい今の仕事の何にうんざりしているのだろうか?
まずはここを整理してみたい。
- 仕事の内容にうんざりしている
- 上司にうんざりしている
- 同僚にうんざりしている
- 部下にうんざりしている
- 社長にうんざりしている
- 取引先にうんざりしている
- 収入にうんざりしている
- 通勤にうんざりしている
- サービス残業にうんざりしている
- 休みの少なさにうんざりしている
- 業界全体にうんざりしている
おそらく、このどれかには当てはまるのではないだろうか?
どれもこれも、あちこちで耳にするワードだ。
もちろん、私もこの全てを経験済みである。
これが1つや2つ当てはまる程度なら、そこまで大きな負担とはなりにくい。
私の経験上、同時に3つ以上の「イヤなこと」が重なると、その世界の全てが「うんざり」と感じてしまう。
「なんか理由はともかく全部イヤ!」
みたいな。
ここでひとつ、私の過去の経験をお話させていただきたい。
一時期、とある会社で複数の無能なスタッフに悩まされていたことがある。
無能なスタッフに関しては、こちらの記事を参照していただきたい。
どんなに丁寧に指導しても、一向に仕事を覚えてくれない部下。
その部下を仲間に引き入れるがごとく、後ろ向きな思考を植え付けようとする無能な同僚。
私ひとりでは、この状況を改善することは困難であった。
そこで私の上司に、ことの成り行きから現状までを説明しアドバイスを求めた。
ところがどうだ。この上司も彼らに引けを取らずボンクラと来たもんだ。
その上司の脳ミソでは実情の半分も理解してもらえず、挙句の果てには私の指導方法にケチをつけてくる始末。
もちろん私も「自分が全て正しい」なんて考えは微塵もないが、他のスタッフのほとんどが私に賛同いただいたことを考えると、大きく外していないと今になっても思っている。
このような状況になると、社内の人間関係すべてにうんざりしてくる。
たった周囲の2~3人からの理解が得られなかっただけなのに、だ。
このように、仕事自体は嫌いではないのに、人間関係が原因で離職を考えた方は多いのではないだろうか。
そういった一時的な感情でこれから訪れるかもしれないチャンスを逃してしまうのは、余りにもったいない話である。
仕事へのうんざり感を打開するために
では、今の仕事へのうんざり感を解消するためにはどうしたらよいか?
答えはとても簡単だ。
現在の仕事への、情熱の比重を減らせばよい。
現在の仕事の存在感が自分の中で小さくなればなるほど、その仕事がらみから受けるストレスも小さくなる。
だから、無理やり「もう一度今の仕事を見つめ直し、新たな魅力を発見しよう!」なんて考えなくてよい。
はっきり言って、嫌いなものや苦手なものを好きになろうとする発想が無謀だ。
そんな試みは自分を無意味に苦しめるだけで、精神衛生上「百害あって一利なし」なのである。
ピーマンがどうしても食べられない子供に無理やり食べさせるのは、これはもはや拷問といってよい。
それよりも、ピーマンに含まれている栄養素を補うことができる、ピーマン以外の食べ物を見つけて食べさせるべきだ。
要するに、ピーマンを食べることが目的ではなくて、ピーマンに含まれる栄養素を摂取するのが真の目的ということ。
これを仕事に置き換えれば、その仕事をするのが目的ではなくて、お金を稼ぐことが目的ということになる。
その仕事が好きで続けていたり、誇りを持っているなら話は別だが、すでに「うんざり」している時点でその線がないのは明白だ。
その主たる目的の「お金を稼ぐ」ということを成しえながら情熱の比重を減らすにはどうするか?
それは別の仕事をする他にない。
「なーんだ、そんな当たり前のことか」
と思われたことだろう。
しかし、ここで私が強調したいのは副業で別の仕事をするというステップだ。
今の仕事をポンと辞めて、すぐに今と同等以上の待遇で自分の興味のある仕事に就けるほど甘くないのは、あなたも良くご存じの通り。
だから今の仕事にうんざりしていても、すぐに辞めてしまうという行為はナンセンスだ。
お勧めは、今の仕事を続けながらプライベートの時間を利用してできる副業に着手すること。
それも勤務先が2つになっては負担が大きいので、自宅からリモートでできる業種が条件だ。
収入の柱が増えると、1本の柱にかかるウェイトが減る。
言い換えれば、ムキになってこれまでの仕事にかじりつく必要がなくなるのだ。
そうなると余裕が出てくる。
今まで不快と感じていたことが、どうでも良い些細なことに思えてくる。
すると人間というのは不思議な生き物で、
「なんだ、今の仕事も面白い側面もあるじゃん」
なーんて感情も湧いてきたり。。。
まあ、その効果は副産物としても、副業を始めることで開けてくる可能性は大きい。
単に毎月の収入が増えるばかりでなく、副業の業種での専門性を高めていけば、その業種への転職も見えてくる。
さらには、さまざまな業界関係者やクライアントとのコネクションが生まれて、その業種で独立することさえ夢ではなくなってくるのだ。
ここで、今の仕事へのうんざり感を打開するために、副業を始めることが効果的という根拠を整理しよう。
- 本業以外に本気になれる仕事をすることにより、本業が占めていた脳内ウェイトが縮小され良い意味でいい加減になれる
- 副収入を得ることで月収が増額し、心に余裕が生まれて些細なことには寛容になる
- 副業で始めた業種のスキルを高めることで、その道へ転職できる可能性が見えてくる
- その気になれば副業で得た人脈を活用し、独立することも夢ではない
- 回り巡って、これまでの仕事の良い面を再発見できるかも?
このように、副業から得られるメリットとその可能性の広さは、意外なほど広域にわたるものなのだ。
ただし、ここで大事になるのはどのような副業に手を付けるかということ。
思うように大きな額を稼げなかったり、続けることが困難なハードワークでは意味がない。
条件は、しっかり稼ぐことができて、かつ将来性があるもの。
そうなると手前味噌で恐縮だが、私のやっている動画編集の業種が最もお勧めジャンルのひとつとなる。
なぜなら、
- 基本は在宅リモートで完結できるため、通勤による肉体的・時間的負担とは無縁
- スキル次第で収入額は青天井
- 昨今の急激な動画需要に対し、供給(作り手)が圧倒的に足りていない
このような傾向はしばらく続くと見られ、供給側に有利な好条件が生まれやすいからだ。
しかしそれには収入を得るだけの資格があるか、相応のスキルが必要となる。
学生のように時間がたっぷりある世代なら別だが、社会人には独学で習得するにはあまりにも時間がかかりすぎる。
であれば私がそうしたように、スクールでさっさと学んでしまうのが手っ取り早い。
むしろその時間的ワープを利用しない限り、収入を得る前に挫折してしまう可能性すらある。
とはいえ、動画スクールはハッキリ言ってピンキリだ。
受講費用に値しない「名ばかりスクール」の存在も否定できない。
そこで、業界の中の人である私が「これならば」というスクールを厳選した記事がこれだ。
もし可能性豊かな映像編集の業界に少しでも興味があるならば、ぜひ一読していただければ幸いだ。
まとめ
おそらく誰でも一度は経験したことのあるだろう「仕事へのうんざり」。
この打開策について、私なりの意見をお伝えさせていただいた。
他人や周辺環境といった、外的状況を変えるのはむずかしい。
ならば自分が変化して、余裕をまといながら周囲を包括してしまおうというのが私の考えだ。
その余裕をまとうにあたって、切っても切り離せないのがお金。
それを手に入れる手段の第一歩として、まずは副業を視野にいれていただくことを強くお勧めする。
なぜならその副業がステップとなって、その先の可能性が大きく広がっていくのだから。
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