動画マーケター&エディターのTAKAです。
これから映像クリエイターを目指している方なら、動画スクールの受講を視野に入れている方も多いだろう。
しかし待った!
ここで闇雲に選択してしまうと、取り返しのつかないことになる。
はっきり言って、動画スクールは軒並みそこそこ高額だ。
意図しない結果になってしまって、あなたの貴重なお金と時間をドブに捨てるわけにはいかない。
そこで現役動画クリエイターでもある私が、あなたに代わって比較リサーチさせていただいた。
ここで掲載しているのは、のべ50校以上にのぼる動画スクールの中から、私が
「これなら安心して紹介できる」
と厳選させていただいたものばかり。
選定基準はただひとつ、
「本当に稼げるようになるか?」
副業支援をしている当ブログならではの、厳しい選球眼を物差しにしたつもりだ。
この記事が、あなたのクリエイター人生の道しるべになれば幸いだ。
動画スクールを勧める私なりの理由
のっけからこんなことを言って恐縮だが、
動画スクールに通わなくても動画編集は学べる
と私は思っている。
ヤル気と情熱と時間さえあれば、今の時代はYouTubeやSNSや書籍など、高い受講料を払わずともいくらでも学べる媒体はある。
だから必ずしも、
「みんながみんな動画スクールで学びましょう!」
なんてことは微塵も思わない。
では何で、このブログで動画スクールを紹介したり、こうしてスクールのまとめ記事まで掲載しているのか?
それは、無駄な回り道をしてほしくないから。
決して回り道を否定しているのではない。
ここで強調したいのは、「無駄な」という点だ。
思えば、私の50余年の人生で学んだことのほとんどは回り道によるもの。
物事がすべて最短距離で進んでいくなんて、全く思っていない。
かくいう私も、映像制作会社に入るまでは独学で学習してきた。
それにより、独学でのスキル習得にどれだけ時間がかかり、どれだけ非効率かを身をもって体験している。
そこで得た結論は、
「映像制作スキルを学ぶなら最短距離を進むのがベスト」
だということ。
その理由はいたって明確だ。
映像クリエイターとしての教訓は、クライアントワークを経験して初めて得られるから。
編集スキルの習得中に、回り道で得られる教訓なんてほとんどない。
だからこのような「半人前」の期間なんて、効率よく最速で駆け抜けたほうがいい。
自動車運転の教習しかり。
歩行者も対向車もいない、30㎞までしか出せない教習場内で学べることは少ない。
それより実際の路上に出てからのほうが、圧倒的に多くの教訓を得たのではないだろうか?
学生さんや、20代前半の比較的時間のとれる世代なら、独学での習得をすすめる。
高い受講料を払わずとも、「時間」というアドバンテージを活かせるのであれば、それを最大限利用しよう。
しかし「無料」の代償はそれなりに大きい。
- 玉石混交のWEBの世界から、現在自分に必要な情報をかき集め
- それを自分の目指す将来像に合わせて体系化させ、順序立てる
- 誰にも質問することなく、つまづいたらその都度調べ、正解の確証が持てないゴールへ試行錯誤を繰り返す
若さと時間というリソースを十分に注ぎ込めるなら、その選択肢も悪くない。
が、
この極めて非効率な工程を、挫折せずに成し遂げるには相当の時間と胆力を要する。
あなたはどうだろう…。
平日は毎日仕事に追われ、休日は家族サービス。
でも僅かな時間を活かして、将来のために少しでも収入の柱を増やしたい。
このような環境下で、こんな途方もない作業に時間を費やすわけにはいかないはずだ。
時間にはお金以上の価値がある
お金はあとからいくらでも回収できる。
しかし時間はそうはいかない。
時間を買えることができるなら、少々の出費をためらうのはナンセンスだ。
お金を生まない期間は最短にし、さっさと報酬を得てしまったほうが、長い目で見て効率が良い。
少々前置きが長くなってしまったが、ここからは私が推奨させていただく各スクールの特徴についてお話させていただこう。
推奨スクール各社の特徴

現在「TAKA流儀」で推している動画スクールは上記の7社。
もちろん、このブログで紹介しているくらいなので、どのスクールも「稼ぐ」という能力を身に付けることに問題はない。
しかしそれらを相対的に見比べてみると、それぞれに適した受講生像が浮かび上がってくる。
簡単に図の説明をさせていただくと、
縦軸の「編集型」⇔「撮影型」というのは、目指すクリエイター像を示している。
「編集型」であれば、編集スキルを中心に学習することができ、「撮影型」であれば、撮影を中心に学習することができる。
そして、それが中央に近くなるほど、両方のスキルをバランスよく習得できるという感じだ。
次に横軸。
「副業向け」⇔「本業向け」というのは、「そのスクールを卒業すればどのくらい稼げるか?」の参考値だ。
もちろん受講生の努力や仕事の獲り方で、収入額はいくらでもかわるだろう。
なのでこの指標は、あくまで私の主観による大雑把な目安ととらえていただきたい。
この位置が右に行くほど、本業として独立できる可能性は高くなると私は見ている。
しかし繰り返しになるが、卒業後にクリエイターとしてどれだけ稼げるかは本人の努力とヤル気次第ということは覚えておいていただきたい。
クリエイタータイプ別の推奨スクール
動画スクールを選ぶうえで、最大のポイントは何だろう。
それは「自分が目指すべきクリエイター像」が実現できるかどうかだ。
そして、しっかりとした収入を得ることができるまで成長させてくれることも大事になる。
掛かる費用や、卒業までの期間は、それほど重視する必要がない。
それを上回るメリットを享受でき、後から元が取れるのであれば問題ないからだ。
それよりも、
- 趣味レベルまでのスキルしか教えてもらえない
- 内容に対して金額が高く、コスパが悪すぎる
このように、変にケチってお金を捨てるようなスクールを選んでしまうことが最悪の選択となることを覚えておこう。
それではここから「目指すべきクリエイター像」別に、当ブログ厳選の動画スクールを紹介していこう。
編集を中心としたクリエイターになる
まずは「編集作業」メインのクリエイターを目指す方へ、私がおススメするのは次の2つのスクールだ。
それぞれの特徴を交えて紹介していこう。
プロクリ
同じ編集メインでも、この「プロクリ」はデザインセンスを爆上げしたい方にお勧めのスクールだ。
それも単に「オシャレなデザイン」というだけではない。
稼げるデザインという、とてもリアルなメリットを身に付けることができる稀有なスクールなのだ。
そしてそれは、特に「YouTube動画」や「広告動画」と相性がバツグンだ。
もしあなたが、「YouTubeを始めWEB系の動画制作案件でガッツリ稼いでいきたい」とお考えなら、まず初めにこの「プロクリ」が候補に挙がる。
このスクールの最大の特徴といっていい、「コーチング形式」のカリキュラムによる安心感は計り知れない。
大手のスクールにありがちな大人数制と違い、卒業まで講師がマンツーマンでサポートしてくれる。
だから「期限が来たから卒業」ではなく、「技術を習得したから卒業」といった、あなた主体のスケジュールが可能となる。
広範囲の知識を学べるわけではないが、「デザインとYouTubeマーケティングで戦う」と方向性が決まっている方にはベストチョイスと言えよう。
デジハク(DEGITAL HACKS)
次に紹介する「デジハク」は、先ほどの「プロクリ」と対照的に広範囲の知識とスキルを習得することができる。
それ故、
「どんなクリエイターになりたいかもイメージできていない」
という、駆け出しの初心者の方にはピッタリのスクールだろう。
「まんべんなく教わりながら、進むべき道を決めていきたい」
このような方には、この「デジハク」が最右翼となる。
だが、基本的に私はこのような「広く浅い」カリキュラムによるスクールに、良い印象を持っていない。
それは、ひと通りをかじることは出来ても、
「どれも中途半端で結局収入を至るまでにはならない」
という事態になりがちだからだ。
これでは、私の推奨する「稼ぐための動画編集」とは相反することになる。
ではなんで、私がこの「デジハク」を推奨しているのか?
それは「超強力」と言ってもいいサポート体制が備わっているから。
とにもかくにも、サポート! サポート! サポート!
「どうすれば挫折できるんですか?」
と言いたくなるほどのサポート体制を見せられては、
「本人まかせの、大味なカリキュラムなのでは?」
という余計な心配は、遠くに吹き飛ばされてしまう。
これにより、「広範囲ながら、どの分野もそれなりに深い」というプロを目指す初学者に理想的な受講環境が実現している。
「迷ったらココ」
と自信を持ってお勧めできる動画スクールが「デジハク」なのだ。
撮影ができるクリエイターになる
ここからは、「撮影ができるクリエイター」を目指す方へ、私の厳選したスクールをご紹介しよう。
撮影のできるクリエイターというのは、思う以上に市場価値が高い。
もう一段ステップアップを狙っていきたいクリエイターには、このスクールがおススメだ。
Videographer class
撮影をメインに活動を考えているのなら、この「Videographer class」を一番に推奨したい。
理由は簡単。
リアルな撮影現場が授業会場となるので、「活きたノウハウ」を浴びることができるからだ。
自宅で完結する「編集作業」と違い、撮影ならではの独特の緊張感は現場で学んでナンボのモノ。
この「Videographer class」はそれを良く理解しているからこそ、実戦に役立つスキルのみを徹底して教えてくれる。
そしてビデオグラファー兼エディターならではの、「カラーグレーディング」をきっちり習得できるのも大きな魅力だ。
映像の世界観を演出するには必須のスキルだが、きちんと教えてくれる動画スクールはそう多くない。
自分の作りたい作品を、自分の手でイメージ通りにワンストップで完パケにしたい。
それには、撮影、編集、グレーディングと、プロジェクトに必要なスキルは全て身に付けておこう。
「撮影」に軸足を置いたクリエイター像を描いているなら、「Videographer class」が大きな手助けとなってくれるだろう。
企画・営業・マーケティングができるクリエイターになる
副業やフリーランスとして確実に稼いでいくには、「仕事を獲る」能力が不可欠だ。
その「制作力」とならんで重要となる「営業力」を教えてくれるスクールを以下にまとめた。
「大きく稼ぐ」ことを最短で達成したい方は、まずはこちらから選択していただくことをお勧めしたい。
ChapterTwo(動画クリエイターコース)
私のブログで紹介しているスクールで、最も営業力にチカラを入れているのが「ChapterTwo」だ。
現存する動画スクールを見渡してみても、ここまでしっかりと営業に関するスキルを叩き込んでくれるところはないと言えるレベル。
制作スキルでは、「Adobe After Effects」を使用したモーショングラフィックスを高度な次元まで学習できる。
一般の動画編集と比較して、モーショングラフィックス案件は単価がとても高いのが特徴だ。
- 実写映像の編集ではなく、「Adobe After Effects」によるアニメーション制作が好き
- 自宅にいながら高額案件をバンバン獲ってこれるクリエイターになりたい
このような方には、「ChapterTwo(動画クリエイターコース)」を個人的に最もおススメしたい。
Megras
お次はYouTubeマーケティングを徹底的に教えてくれる「Megras」をご紹介しよう。
副業で動画制作の仕事を受注するのなら、現在ではYouTubeチャンネルの編集が最も案件数が多いだろう。
ゆえに、最も「ゼロ→イチ」が達成しやすく、収入に結びつきやすい。
ただ、その飛ぶ鳥を落とす勢いのYouTube案件のネックは、単価が安いこと。
ひどいものだと、1本1,000円を切る報酬なんてのもあるくらいだ。
それではいくら仕事が獲りやすいといっても、十分な収入を得るのはまず無理な話だ。
そこでこの「Megras」。
編集スキルだけでなく、マーケティングスキルも身に付けることにより、編集者の価値を上げていこうという狙い。
再生回数の上がりやすい動画を制作できるノウハウがあれば、それを求めるクライアントはわんさか存在する。
つまりは市場価値が上がる。
そうなれば、もう想像に難くないだろう。
依頼単価は上がることはもちろん、そのスキルを武器にコンサルティングまで可能となる。
マーケティングを学ぶということは、それだけ汎用性が高くなるのだ。
おまけに「Megras」では就職支援までしてくれる。
なので「ChapterTwo」同様に、あまり広範囲の知識は得られないが、「稼ぐ」能力に特化して深堀りしてくれる実戦向きの動画スクールと言えよう。
studio US(動画クリエイター総合コース)
「studio US」の最上位コースである「動画クリエイター総合コース」では、「仕事の案件獲得方法講座」というカリキュラムが用意されている。
言い換えれば、まさに「営業のノウハウ」そのものだ。
では先ほどの2校との違いは何か?
「ChapterTwo」は、モーショングラフィックと営業力を超深掘りしてくれるスクール。
「Megras」は、YouTubeマーケティングと制作ノウハウを深掘りしてくれるスクール。
それに対し、この「studio US(動画クリエイター総合コース)」は総合的な動画制作スキルと並行して、営業スキルも学ぶことができるスクールという位置付けだ。
どれが優れているということではない。
習得範囲が広ければ、さまざまな見識を積むことができるが、ひとつひとつを突き詰めることは困難となる。
習得範囲が限られていれば、一点突破でその道のエキスパートになれる可能性は高くなるが、ビジネスとしての横展開はあまり期待できない。
その特徴を理解したうえで、「営業力・マーケティング力」を学べるこの3校を検討すると最適な選択ができるのではないだろうか。
総合的なクリエイターになる
最後は、総合的にスキルを身に付けることができる動画スクールのご紹介だ。
広範囲に技術を習得できるスクールもいくつかある。
しかし、
- カリキュラム内容
- 受講費用
- 卒業生の実績
これらまで考慮すると、私のブログで自信をもって紹介できるのは、この1校のみとなる。
デジハリオンライン
これまで紹介してきたスクールは、全て何かしらの秀でた特徴を持っていた。
が、しかし、
この「デジハリオンライン」は、その全てを包括していると言っても過言でないくらい、スケールの違いを感じさせてくれる。
詳しくは上記の詳細記事をご覧いただきたいが、
- 経営母体
- 運営年数
- 付帯サービス
これらが他の動画スクールと比較して群を抜いている。
そして、その全方位でスキのないカリキュラムも大きな魅力だ。
- 企画
- 営業
- マーケティング
- 映像編集
- カラーグレーディング
- デザインソフト
- 撮影
- 就職支援
これらの膨大で充実した内容を、長年培ってきた経験とコネクションにより高次元でサポートしてくれる。
何かに特化したスキルを身に付けたいのであれば、これまで紹介した各スクールはどれも申し分ない。
しかし「総合力」をしっかり習得したいのであれば、この「デジハリオンライン」に比肩する動画スクールは見当たらないのが現状だ。
まとめ
「本当に稼ぐことができるか?」という基準にて、私が自信をもってお勧めすることができる動画スクールを7社紹介させていただいた。
もっとストレートな言い方をすれば、
「自分が駆け出しの頃に戻ったら真剣に入校を検討する」
心からそう思えるスクールばかりをピックアップしたつもりだ。
他の記事でも散々お伝えしているが、ある程度の年齢を重ねた大人が副業を始めるには動画編集が最もコスパがいい。
30歳台以上でもっと収入の柱を増やしたいと思っている方は、ぜひここで掲載しているスクールの紹介記事にお目通しいただきたい。
きっと霞がかっていた未来に、薄っすらと光が差し込んでくることを実感できるはずだ。