動画マーケター&エディターのTAKAです。
このブログでは「副業をステップに豊かな人生を築いてゆこう」という、私なりの流儀を発信させていただいている。
一発逆転などド派手なことは狙わずに、出来ることからひとつひとつ可能性を広げていくというスタイルだ。
それには今の仕事を継続しながら、そのサイドで別の収入を確保していくことが堅実な方法だ。
いわゆる副業。
では副業なら何でもOKなのか?
それは否である。
私が副業の絶対条件とも言えるほど重要に考えているのは、在宅でリモートワークが可能ということ。
この記事では、その理由を私が思いつく限り挙げてみた。
これから副業を始めようと検討しているあなたの参考になれば幸いだ。
副業ならリモートワークをお勧めする理由
私が在宅で出来る副業を推す理由は、大きくわけて全部で8つ。
どれも副業として魅力的なメリットばかりだ。
通勤が不要
最大のメリットは、この通勤がないということだろう。
これにより、時間を節約できる。労力を節約できる。
特に時間の節約は大きな魅力だ。
通勤時間というものは、まったく生産性がない。
よっぽど変わった理由がない限り、短ければ短いほうが良いし、突き詰めれば「無い」に越したことはない。
ただでさえ、本業の通勤に時間を要しているのだから、そのうえダブルでこの不毛な時間が生まれるなんて、無駄としか言いようがない。
通勤が無ければ、この空いた時間で仕事を進めても良いし、本業と副業のあいだの小休憩にあてて体力を回復しても良い。
なんにせよ、メリットばかりなのである。
もうひとつの「労力の節約」も地味にありがたい。
本業が終わってから電車で出勤するのも疲れるし、車で移動するにしても体にも車体にも負担がかかるというもの。
これが雨や雪の日なんてことになれば、なおさらだ。
だから、あらゆる意味で「通勤がない」ということの恩恵は計り知れないのだ。
隙間時間を活かせる
在宅で仕事ができるということは、隙間時間を無駄なく活かせるということ。
主婦の方であれば、家事や子守の合間に仕事ができるだろう。
と言うよりも、「仕事をしながら間に家事や子守ができる」と言ったほうがイメージが湧くかもしれない。
仕事中に急に雨が降り出しても、すぐに洗濯物を取り込むことができる。
赤ちゃんがぐずっても、すぐにオムツ替えやミルクを与えることができる。
お子さんが「ママお腹すいた!」と言ってきても、少々仕事を中断してササッと間食を作ってあげられる。
もちろん男性だって例外ではない。
特に土日や祝日などは、何気にけっこう予定が入っているのではないだろうか?
「丸々1日空けることはできないけれど、用事と用事のあいだの2~3時間なら仕事ができる」みたいに。
これまでならYouTubeを見たり、スマホゲームをして潰していたような時間を収入に変えられるというのは、とてつもないメリットと言えるだろう。
日本全国の企業の仕事を請けられる
リモートワークで完結できる業種は、働く場所を選ばない。
たとえ雇用先が札幌にオフィスを構えていても、博多で仕事をすることが可能だ。
ひと昔前の常識では、勤務先に通勤可能な範囲内で職を探していたものだ。
これは自宅から、せいぜい1~2時間で移動できる距離となる。
それが今ではどうだ。
外国語が堪能な人ならば、全世界の企業から仕事を請けることが可能となったのだ。
働く場所を選ばないということは、別に自宅のデスクにかじりつく必要もないということ。
「自分の部屋だと、どうも気が乗らないな」
こんな時には図書館やコーヒーショップなど、集中できる環境にノートPCを持ち出しての作業も可能だ。
日本全国津々浦々の会社の仕事を請けることができて、働く場所を選ばなくなったことは、とても大きなイノベーションと言える。
複数の契約先の仕事が同時に進められる
出勤という概念がなく、場所を選ばずに働けるということは、上役からの監視から解放されるともいえる。
要は、納期までにきちんとした成果物を仕上げることができれば、文句は言われないのだ。
そうなれば、同時に複数のタスクを進行することも可能。
例えばA社から1週間の納期をもらってのタスクを進行中に、B社から急ぎの仕事が舞い込んできた。
A社の納期は余裕があり、デッドの2日ほど前には終わる見込み。
そこでB社からの急ぎの仕事を、その間に2日ほどで片付ける。
本来、出勤という勤務スタイルであれば、この1週間のあいだにA社からの報酬しか入らない。
しかしリモートという勤務スタイルならば、同じ1週間のあいだにA社とB社、複数のタスクに対しての報酬がゲットできるのだ。
もちろんタイトなスケジューリングでは難しいが、リモートワークに慣れてくると結構柔軟に振舞うことができるようになる。
こんなフレキシブルな働き方ができるのも、リモートワークの強みと言えよう。
本業の合間に作業ができる
これは勤務環境にもよるので、全てのケースで当てはまるわけではない。
しかし環境が許せば、本業の就労時間中に副業の仕事を進めることができるかもしれない。
私の場合、本業は映像制作や動画マーケティングである。
一例として、私が動画編集の副業を始めたとしよう。
動画編集の副業案件はリモートワークがほとんどだ。
ならば、本業の映像制作をしているフリをして、就業内に副業の作業をしても周囲からは気づかれにくい。
あいにく私の場合は、本業の勤務中はそれだけで残業になってしまうほどやることが多い。
ゆえに、残念ながらコッソリ副業にあてる時間が持てない。
よって、個人で請けている動画関係の仕事は、もっぱら土日でこなしているのが実情だ。
これは何も映像関連の仕事に限らない。
たとえ本業・副業の業種がそれぞれ違う場合でも、就労環境によってはこれが可能となる。
- 上司を含めた周囲の監視がゆるい
- 本業・副業ともにPCを使う仕事内容
- 理想を言えば、本業・副業が同じ業種
これらの条件が揃っているならば、リモートワークの恩恵をより多く享受できるだろう。
打ち合わせがラク
昨今のテクノロジーの発展は目覚ましい。
ひと昔前では、新規プロジェクト事前会議、同じく進捗確認会議、同じく完了報告会議など、情報共有の手段として、都度都度集まってミーティングをするのが当たり前であった。
しかし現在では「zoom」をはじめ、さまざまSNSやリモートツールが無料で使える時代だ。
これらのツールは「在宅勤務」と非常に親和性が高く、これにより首尾一貫して自分の部屋で仕事が可能という、10年前では考えられない労働環境があちこちで現実化されている。
人との不要な接触が不要
とかく人との不要な接触は控えたいご時世だ。
リモートワークは、まさに時代にマッチしたワーキングスタイルと言える。
ただし欠点が無いわけではない。
対面でのコミュニケーションは、人同士の親睦を深めるだけでなく、細かい指示内容の誤解を防ぐことができるという利点を持つ。
リモートワークになると、テキストによる会話のみでタスクが進行していくことも珍しくない。
これにより担当者との人間関係の構築が難しくなり、次の仕事へ結びつけるという、いわゆるコネクションが築きにくくなるという欠点がある。
それだけではない。
チャットワークなどのコミュニケーションツールのみでタスク内容の確認をすると、細かい点で誤解が生じることがある。
大事な打ち合わせはなるべくzoomなどを利用し、情報量の多いコミュニケーションを心掛けるべきだろう。
ただしそれを差し引いても、人との接触によるリスクやストレスが無くなるのは、これも大きなメリットと言ってよいだろう。
事業者登録をすればいろいろ経費で落とせる
副業が順調に伸びていき、毎月コンスタントにある程度の収入が発生するようになったとしよう。
この段階になれば、個人事業主として事業者登録をすることにより、さまざまな費用を経費として落とすことができるようになる。
自宅での作業ということになれば、作業するPC関係のデバイスはもちろん、プロバイダー料金や、自宅の光熱費まで家事按分という勘定科目で経費の対象となる。
これらはプライベートでも使っている費用なので全額とはいかないが、その何割かは経費として見込めるのでお得だろう。
まとめ
いかがだったであろうか?
今回は、「副業やるならリモートワークで出来る業種が最強」という趣旨で書かせていただいた。
ダブルワークというのは、ただでさえ負担が大きい。
ならば出来るだけ効率よく、無理のないスタイルで継続させたいもの。
それには「在宅可能」という副業としての労働条件は、職種や報酬と同じくらい重要視してもよいと私は考える。
近い将来、本業・副業ともに在宅ワークが当たり前の時代がやって来るかもしれない。