クラウドワークス動画編集の案件獲得に必要な編集ソフト5つを解説!

クライアントワーク

動画マーケター&エディターのTAKAです。

 

クラウドワークスに動画編集案件を応募したいが、どんな編集ソフトをマスターしたら良いかお悩みではないだろうか?

その答えはとてもシンプルだ。

 

映像制作会社にて、普段からクラウドソーシングサービスへ動画制作を発注している私が「これだけ覚えておけばOK」という制作ツールをご紹介しよう。

発注側の人間の現場に基づく情報なので、是非参考にしていただきたい。

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Adobe Premiere Pro

「Adobe Premiere Pro」これが回答だ。

 

この編集ツールさえ使いこなせれば、クラウドワークスで映像編集の仕事を請け負うことに全く問題は生じない。

ウィンドウズとMacの両方に対応しているため、手持ちのPC環境に左右されないのもありがたいところだ。

 

私は以前、「EDIUS Pro」を愛用していた時期があった。

この編集ソフトは「Grass Valley 」という日本の企業が開発・販売していて、とても使いやすく秀逸なソフトだ。

 

特に私が「EDIUS」を気に入っている点はここだ。

✔ 動作が軽い
✔ 書き出しが早い

 

「EDIUS」でなくても、機能自体は有名どころのソフトであればどれも大差はない。

しかしこの「軽くて早い」は業務での使用において絶対的な正義となる。

 

サクサク作業が進めば、厳しい納期も対応できる。

書き出し時間が短縮できれば、それだけ早く次の案件に着手できる。

そういった意味では、どれほどこの「EDIUS」に助けられてきただろうか…。

 

しかしこれは、「映像制作会社が営業ルートにて案件を請け負うなら」という前提になる。

こと、クラウドワークスでフリーランサーが案件を獲得しようと思うなら、「Adobe Premiere Pro」が最右翼候補になる。

 

その理由はコレに尽きる。

クラウドワークス内での案件には、PremierePro指定のクライアントが多いから

 

もちろん全ての案件でこうなるわけではないが、編集ソフト名指しでの依頼では、この「Adobe Premiere Pro」がダントツに多い。

 

理由は明白だ。

納品先のクライアントでも、最も多く使われているのがこのソフトだから

である。

 

だから「Adobe Premiere Pro」のプロジェクトファイルごとの納品を希望してくる。

プロジェクトファイルごと受け取れば、そのあと自分たちで細かい修正ができるからね。

そういう意味では、このソフトが業界でのデファクトスタンダードになっている。

 

それと引き換えに、このソフトを使うことによるデメリットがあるかと言えば、特に見当たらない。

唯一、毎月「Adobe Creative Cloud」のサブスクリプション使用料がかかると言うことぐらいか。

 

しかし、細かいアップデートにより世界最先端の機能を享受でき、Adobeクリエイティブクラウドのツール群を使い放題できるメリットを思えば、むしろ安い投資と言える。

 

厳しい言い方をすれば、この程度の必要経費をケチるような覚悟であれば、フリーランスは向いていないかもしれない。

なぜなら、これからは最新鋭の武装をした他のライバル達に割って入って、案件を取り続けなければならないのだ。

 

スペックの低いツールで戦うメリットがあれば、むしろ教えてほしい。

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Final Cut Pro

次に覚えておいて損はない編集ソフトは「Final Cut Pro」だ。

これはMac専用の有償ソフトで、ウィンドウズユーザーには馴染みは浅いだろう。

 

何を隠そう、この私も「Final Cut Pro」は使ったことがない。

と言うか、使う必要がない。

 

「Mac Book Pro」は持ってはいるが、編集作業はもっぱらスペックの高いウィンドウズのデスクトップPCにゆだねている。

 

「Final Cut Pro」を覚えておいて損はないと言ったのは、たまにこのソフトを指定した案件があるからだ。

先方のクライアントが「Final Cut Pro」使用者なのだろう。

 

しかし、動画編集案件の大半は「Adobe Premiere Pro」で対応可能だ。

これから案件獲得をスタートしようとしている外注ビギナーの方が、わざわざ「Final Cut Pro」を購入してまで覚える必要性は極めて低い。

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Adobe Photoshop

「Adobe Photoshop」は画像の加工を得意とするソフトだ。

GIFアニメーション作成など特殊な例を除いて、動画編集をこのソフトで行うことはない。

 

動画編集者がこのソフトを使えるようになっておきたい理由は、サムネイル作成で役立つからだ。

 

クラウドワークス内でのYouTube編集案件では、サムネイル作成までセットで依頼されるケースは珍しくない。

ここで「サムネイルは対応できません」と答えてしまうと、良い案件を取り逃してしまう原因にもなる。

 

高度なデザインまでこなせるほど「Adobe Photoshop」を極める必要はないが、一般的なYouTube用サムネイルを作成できるデザイン力は身につけておきたい。

 

ただ最近ではYouTubeサムネイル専用のクリエイターがいるくらい、日々レベルの高いサムネイルがアップロードされている。

今後は、演者を切り抜いて適当なタイトルを乗せただけのサムネイルでは、勝ち残っていくのは厳しくなるかもしれない。

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Adobe After Effects

「Adobe After Effects」は高度な映像加工を施すことができるツールである。

外注ビギナーであればそこまで意識する必要はないが、これから本格的に映像編集を副業にしていくなら、行く行くは習得していきたいソフトだ。

 

このソフトをマスターすることで得られるメリットとしては、

✓ 案件単価が跳ね上がる
✓ クラウドワークスだけでなく、企業との直接契約も可能になり大きな収入につながる

このような展開が見えてくる。

 

少々乱暴だが、この「Adobe After Effects」を自在に扱えるかを基準に、
「動画編集者」と呼ばれるか、
「映像クリエイター」と呼ばれるか、
の差と言ってもいい。

 

ただ、ゴリゴリのモーショングラファーでもない限り、映像制作の全てをこのソフトだけで完結するような使い方はしない。

クラウドワークスで一般的な内容の編集案件なら、オープニングやエンディングといった数秒のアニメーションを、アクセントとして付け加える程度の使用で十分だ。

 

ただし、「将来的に映像制作で大きな収入を得たい」と目論んでいる方は、早いうちから学習しておくことをおススメする。

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Adobe Illustrator

「Adobe Illustrator」は、その名の通りイラスト作成や加工を得意としたソフトだ。

だから映像編集者は、使えなかったとしても大きな支障はない。

 

では何故ここに紹介したのか?

これは先ほど「Adobe After Effects」の章で話が出た「モーショングラファー」を目指すなら、ある意味必須となってくるからだ。

 

モーショングラフィックスの映像制作では、依頼者からの素材提供は「Adobe Illustrator」で入稿されることも多い。

それを「Adobe After Effects」に読み込んで、アニメーション加工をしていく流れだ。

 

なので、将来的にそちらのジャンルへ進むのであればという前提のお話。

ソフト習得の優先順位としては、もっとも後のほうで問題ない。

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フリーソフトでの受注は可能か?

ここまで読み進めていただいたなら、この答えはもう察しが付いているだろう。

 

そう、個人的には全くお勧めしない。

 

例えば「DaVinci Resolve 」のように、フリーの範囲でもかなり高機能のところまで使えるソフトも存在はする。

しかしそれ1本で様々な案件をこなすというのは、現実ばなれしているというもの。

 

これからあなたが飛び込もうとしている世界は、趣味で記念ムービーを作るというような温いところではない。

・並みいるライバルを押しのけて案件を勝ち取り
・クライアントが求める斜め上の完成度を提供して満足してもらい
・そのクオリティを維持しながらスピーディーに納期を守ることにより
・できれば長期的にリピート案件を依頼される

このようなワーカーにならなければ、お金を稼ぎ続けることはできないのだ。

 

だとしたら、

・クライアント指定が最も多い編集ソフトのスペシャリストになり
・場合によってはサムネイルなどの画像加工も引き受け
・さらにはより高度なアニメーションもアクセントとして制作できる

そういう編集者を目指すことが、副業での成功率を高めることに異論はないだろう。

 

逆に考えればこれはチャンスとも言える。

もしあなたが少しでも「なんとかフリーソフトで…」と考えていたならば、他の大多数のビギナーの方も同じことが頭によぎっているはず。

であればそれを逆手にとって、あなたは最初から実務に耐えるツールで完全武装してしまおう。

この時点で他の数多のライバルたちより、圧倒的に優位に立てるのだから。

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まとめ

さて今回は、「クラウドワークスの案件獲得に必要な5つのソフト」と題して書き綴ってきた。

しかし「Final Cut Pro」は必須という訳ではないし、「Adobe Illustrator」は将来的にモーショングラフィックスをやるならという前提付きだ。

 

なので実質的には、

✓ Adobe Premiere Pro
✓ Adobe Photoshop
✓ Adobe After Effects

この3つを習得していけば当面は十分だ。

習得の優先順序は、上からの順番でOK。

 

2つ目の「Adobe Photoshop」までを習得すれば、副業として仕事が取れるようになる。

3つ目の「Adobe After Effects」を高レベルでマスターすることが出来れば、専業として食べていくことも夢ではなくなる。

 

本業以外で収入の柱を築きたいかたは、まずは下記バナーから登録作業をすませてしまおう。


さあ、やることが見えたならば、あとは実行あるのみ!

ライバルとの差を広げる最大の武器は、あなたの心に宿る熱いパッションだということを忘れずに!!

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